草木染め~準備~
こんにちは、鈴木です。ゴーヤの葉染め(コチラ)とタマネギの皮染め(コチラ)のご紹介から少し時間があきましたが、手順をご紹介したいと思います!
まずは準備編です。
【必要なもの】
*染めるもの(ストール、タオル、巾着、靴下など)
台所で実施する場合は、大きすぎないものがオススメです。フェイスタオルなどでギリギリでしょうか。
大鍋などが用意出来て、外で濯いだり出来る場合は、シャツや薄手素材のワンピースなども染められるかもしれません。
素材は絹、ウールが染まりやすく、木綿は下処理をすれば染まります。ポリエステルなど化学繊維が入ったものは避けましょう。
事前に洗濯をして、乾かしておきます。(柔軟剤は使わず、洗濯洗剤は中性洗剤を使ってください。)
商品タグは外しておく方が、染めムラや変な跡がつかなくていいかなと思います。巾着などは紐も外しておきましょう。
*お鍋2個、ボウル1個、菜箸(または割箸)1膳、不織布水切りネット1枚、計量カップ、はかり
鍋やボウルはアルミ、鉄などはNGです。ホーロー鍋やテフロン加工のもの、ステンレス製を使いましょう。
ゴーヤの葉はミキサーで細かくしてから染めたので、あればミキサー。(なくてもちぎれば出来るかも?)
木綿を染めたい時には、下処理用にバット(またはボウル1個)が追加で必要です。
*水(適量)、ミョウバン(生地の重さの0.1%~1%らいの量)
ミョウバンは焼きミョウバンがドラッグストアで購入できます。200gで200円くらいでした。そんなに使わないので、余ります。
ちなみにミョウバンとは食品添加物の一種で、茄子の漬物の発色をよくしたり、薄めた液体をウニに塗って型崩れを防いだりする時に使われるものです。
とはいえ、摂取のし過ぎは望ましくないと言われている添加物にはなります。直接食べたり、目に入ったりするのもよくありませんので、取扱には注意しましょう。
染めた色を固定するのに必要で、ミョウバンの他は銅や鉄を使った薬品でも行えますが、その中では、ミョウバン液が最も手軽で安心ではないかなと感じました。
なお、木綿を染めたい時には、下処理用に豆乳(成分無調整)が追加で必要です。ハンドタオル1枚で豆乳60cc使いました。
*草木の葉っぱなど
ゴーヤの葉は染め出し直前に切り取りました。枯れたり、黄色くなったものは避けます。
玉ねぎの皮はジップロックに入れて冷凍して保管し、量が集まってから使いました。
染め工程では、葉っぱなどを鍋で煮出したり、ボウルで漬けたりします。葉っぱや普段は捨てる皮、タオルなど本来の調理食材とは異なるものに調理器具を使うのは、後で洗うとしても心理的にイヤと感じることもあると思います。このあたりは、各自でご判断いただければと思います。園では集団衛生の観点からも、給食を調理する器具は使わず、染め用具は全て鈴木の私物を用いています。
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