髪がつなぐ物語

Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック)さんのHPはコチラ

ジャーダックさんでは、脱毛症などで毛髪の無い子、投薬など治療の影響で毛髪が抜けてしまった子、そういったウィッグを必要とする子どもに人毛でのオーダーメイドウィッグを提供しています。

活動のあゆみと、ドネーションを立ち上げた渡辺さんの想い、提供を受けた人、提供をした人、たくさんの想いの詰まった1冊でした。子供にも読みやすい構成になっています。

講演会で渥美由喜さんが触れていたことで関心を持った(コチラ参照)ヘアードネーション。

髪を寄付するだけなら自分にも出来るだろうなと、まずは考えるより即動!というスタートでしたが、こうして様々な人の想いや考えを知ることが出来て、また違った気持ちでドネーションに参加したいなと思えるようになりました。

渡辺さんは多くの必要とする子ども達にウィッグを提供し続けながらも、

「理想はね、必ずしもウィッグが必要ない世の中が来ることなんだ」

と語っています。

必要とする子のために髪を寄付するにとどまらず、「ウィッグがなくても自然に生きられる」ような社会の一員を目指したいと思います。

汗ばむ陽気の日も増えてきました。髪の毛が伸びてきて邪魔だなぁ、暑いなぁ。そんな風に思った時、もしよろしければ、この1冊を読んでみてください。

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