プチプチ遊び♪
副園長の野田です。
プチプチ(エアパッキン)を使った活動で子供達が大盛り上がりしたので、ご紹介しますね♪
綺麗で大きなエアパッキンを入手できたので、最初は床に貼って感触遊びを楽しみました。
まずは自由に過ごし、慎重に手で触ってみたり、足を乗せてみたり座ったり、気にせずスタスタと歩き回ってみたりなど、思い思いにエアパッキンの存在を受け入れていきます。
そんな中で、ふとした拍子に強く踏むとプチッと潰れることに気付く子があり、プチッという音に周りのお友達も興味津々!
真似っこして強く踏んでみたり、ギュ!と足の指先に力を込めて見たり、指で潰してみたり。
どうすれば潰れるかな?プチ!っていうかな?と様々に挑戦してみます。
ドスドス足踏みを激しくしてみたり、ジャンプしてみたり(すぐ横に保育士が介助につき転倒に備えます)
面白くなると、次第にテンションも上がって、ジャンプも勢いがつきすぎたり、つい走りたくなってしまう子も・・・
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どうしても素材として転倒に繋がりやすく、足元に熱中したまま走り回ると他の子との衝突事故もおきやすいので、
子供達の楽しい!という気持ちを大切にしつつも、危険予測の中で介助だけでなく、適切に場面転換をしていくようにします。
今回はちょうどリクエストしてくれた子がいたこともあり【ペンでのお絵かき】に移行しました。
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様々な色のペンの登場に、一気に皆の感心はお絵かきに!
どれにしようかなと色を選んでみたり、キャップを自分で開けてみたり。
ちょっぴり硬いキャップでもいきなり開けて渡さず、まずは【自分で】の気持ちを育みます。
試行錯誤し続ける子、先生に助言を求める子、すぐに開けてと頼む子、実に様々です。
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開けてほしいという場面は「せんせい、やって」と言葉での意思表示の練習もします。
明確な発語が難しい時期でも、声掛けを伝えていくと「せっせー」「ってー」と言葉で意思表示をしようとしてくれることもあり、成長を感じられますね。
1~2歳のいわゆるイヤイヤ期の前後は、自力でやりたいけど出来ないという場面などに、どうしてもギャー!と癇癪を起してしまうものです。
本人も自分の気持ちの整理がつかないことも多いので、無理強いはせず、気持ちを発散したい時には寄り添いながらそっと見守ることもあります。
一方で、気持ちが落ち着いた段階での対話などでは、「〇〇したかったのに、できなくて悲しかったんだね」などと感情の言語化のお手伝いもします。
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紙にお絵かきをする時とは全く違う感触に、みんな大興奮で熱中してペンを滑らせていました。
ただ線を描くだけでもデコボコがいい味を出し、塗りつぶすと模様のようになるのも夢中になるポイントのようでした。
乳幼児期に様々な感触を経験することは発達においてとても大切なことです。
特に今回のような活動をすると、足の裏の感覚を遊びの中で様々に使うことが出来るのもポイントだと考えています。
制作は机で行う指先の活動が中心になりがちですが、今後も全身を使いながらダイナミックに熱中できる活動も取り入れていきたいと思います。
★おまけ★
当園ではスモックは共用品を貸し出しているので、ご準備はご不要です。
着用するスモックの色は子供自身が選び、男の子がピンクの気分という日もあれば、女の子が絶対に青がお気に入り!ということもあります。
また、お洋服は普段から汚れても良い物でお願いしていますが、制作の際にはズボンは園の予備に変えるなどの配慮も可能な範囲で行っています。
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